
そこで終わればよかったんだ。悪いと思って家まで送らなきゃよかったんだ。
「付き合いたいなぁ…」
後ろから聞こえる、一音の声。
ピキッと固まる俺のmyheart
1回目は、スルー。
「付き合いたかったなぁ…」
微妙に聞こえる声が、怖い。
まるで、背中を刃物がなぞるよう。
恐怖が胸を包む。
そして、3回目
「はぁ…」
「付き合ってもいいよ?」
折れた。折れてしまった俺。
「え、ホントっ?」
「(わざとらしいな・・・)うん」
「え、やったーっ」
(よかったね)
そして、野球場をでた一音は、うるさかった。
「手とかつなぎたいねー(笑い」
「…あー、そのうちね(笑」
「そうだねー、そのうち(若干テンション下がったのが俺でもわかった)」
そんな話をしながら、一音を家まで送った。
2日たった。何がって?俺と一音が付き合ってから。
すでに限界を迎えていた俺のmyheart。
何回も来る「君のお家に行きたいな」メールを理由をつけて断っていたが、
もう言い訳も枯渇気味だ。
それに、好きでもないのにただ情に流されて付き合っていてももしもの時(そこは察してくれ)、
拒絶したら傷ついてしまうだろうと思うと、真面目に別れのお話とかしないといけないと思う。
クラスの女子数人に相談してみたが、「メールで言えば」と、安直な意見を頂いた。あんがとさん。
内容どうしようかな・・・。ここは直球でいいのか・・・。いや変化球にしたらあっちの良いように取られて逆にややこしくなる・・・。
「別れよう。」
我ながらひどく直球なメールだ。だが、これしかないんだ。
10分くらいしてメールが返ってきた。
「いいよ。」
わお、こちらもひどく味気ないな。
しかもいいの。そうなの。はーへー、誰でも良かったわけね。
真面目に考えてた俺が馬鹿だったと。
別に良いけどさ!!
「うんこめ・・・何だこの敗北感・・・、俺がフったはずなのに・・・」
いいさいいさ!忍に甘栗奢ってもらおうっ!!
涼が中3の時の話。これも友人の実話を元に描いたんだぜ。
黒髪青目っていいね!!癒しだね!!
一音ちゃんも顔可愛いので描いてて楽しかったぜ。